姿勢調整について

良い姿勢と悪い姿勢

良い姿勢と言われるのは、立った状態で横から見た時、耳たぶの後ろ、肩関節の前方、大転子(股関節の横にある少し出っ張った骨)、膝蓋骨後面、外果の前方(くるぶし)が一直線上になる姿勢と言われてます。

自分確認できる簡単な方法

楽で疲れない状態で、壁に背中を付けて立った時に、「後頭部」、「肩」、「お尻」、「踵(かかと)」が壁について、腰の後ろに手のひらが入る程度の隙間が空いている状態が良い姿勢とされています。

この時に、どこか一か所でも壁につかない方は、姿勢が悪い証拠です(壁につくけど、筋肉が緊張していたり、痛みがある方は、悪い姿勢予備軍です)。

この姿勢チェックは、壁があるところでどこでもできるので、現在の自分自身の状態を確認する良いキッカケにもなります。

悪い姿勢の種類

骨盤前傾型

前側の太ももの筋肉(大腿四頭筋)が、後ろ側の太ももの筋肉(ハムストリングス)よりも緊張したり、固くなることで、骨盤が前に引っ張られ傾いてしまっている状態を言います。

この状態を引き起こしてしまう原因は、日常生活に問題があるケースがほとんどです。

例えば、ヒールの高い靴を履くことで、バランスが不安定になり、特に身体の前後のバランスを取ろうと大腿四頭筋に力を入れ過ぎて緊張してしまったり、長時間のスマホやパソコン操作で猫背になる事で、腹部の筋肉が使われなくなり弱ってくるなどの原因があります。

骨盤後傾型

太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)が強くなり過ぎているか、その筋肉が固まってしまっている状態や、椅子やソファーに浅く座って、背もたれに寄りかかっている状態(骨盤が後ろに傾いてる状態)などが原因とされています。

猫背型

猫背の原因で多いと言われるのは、現代社会の生活習慣です。

デスクワーク、スマホの普及などによる姿勢、コロナ禍におけるステイホームでの運動不足などが原因とされています。

ストレートバック型

骨盤の後傾から背中のカーブが失われ、背骨がまっすぐになる状態です。

長時間座っている姿勢が長かったり、猫背姿勢でいる時間が長かったりすることが原因とされています。

スウェイバック型

上半身が下半身より後ろに位置した状態の事で、猫背と反り腰を併発している人に多い状態です。

この姿勢の方はポッコリお腹が前に出ている方が多く、お腹の上部の筋肉と下部の筋肉とのバランスが悪いのも原因とされています。

姿勢改善への取り組み

姿勢が悪くなる原因は主に3つと考えられています。

  1. 日常生活での姿勢や習慣
  2. 運動不足による筋力の低下
  3. ストレスなどの心理的要因

姿勢改善施術

姿勢を改善するためには、緊張している筋肉や固まった筋肉、伸びきった筋肉などを正常に戻す必要があります。

いきなり骨を「ボキッ」と正常に戻しても、筋肉の状態やバランスが悪い状態では、身体の歪みはすぐに元に戻ってしまいます。

たろう鍼灸整骨院の姿勢改善施術の良いところは、まず筋肉を正しい状態に戻すという事です。

そのため、正しく身体の評価しなければばりません。記入していただいた問診表を元に、しっかりカウンセリングさせて頂き、原因究明をしていきます。

国家資格を有するスタッフが、安心安全に身体を元の状態に改善していきます。

もちろん日常生活のアドバイス、運動、ストレッチなどもお伝えしていきます。

たろう鍼灸整骨院の考え

たろう鍼灸整骨院では、「根本治療・早期改善」を目指しております。

そのための努力は惜しまず、皆様の健康へのサポートを全力でさせて頂きます。

どこへ行っても改善しない症状や、お身体の不調でお悩みの方は気軽に問合せ下さい